2009年7月24日金曜日

オージーの疑問

7月始めに オーストラリア人ライダー3名が、富士見パノラマのダウンヒルと 八ヶ岳のトレイルを楽しむために来日した。オーストラリアのコース の多くが 2、3分で走れてしまうものらしい というから驚きだ。マウンテンバイクのダウンヒル競技では多くのオージライダーが世界参戦しているだけに以外な実情だ。逆に、こんないいフィールドのある日本人ライダーはどうして世界で活躍してないのかと、彼らに尋ねられた。私は答えられなかったが、確かになぜなのだろう。世界レベルで活躍しているのはミオさんくらい。オージーのもう1つの疑問は、パノラマはどうしてウィスラーのようなトレイル作りをしないのか、というもの。これには私も同感だ。ライダーがもう少し速度を落として走れるコース作りをすれば、侵食を防ぎつつ、楽しいダウンヒルになるはずだ。広く長い視点で物事を運ばない日本の典型のような気がする。パノラマはアジアのMTBメッカになり得る条件が揃っている。彼ら曰く"オージーライダーがはるばるやってくるほど価値のある場所"なのに。トレイルを走るオージーの様子はこちらで。