2012年12月31日月曜日

インドネシアMTB事情 



 バリ島の後は、Yojakartaへ。2年前に噴火したMerapi山でライドだ。溶岩の上をバイクで上ると、見事な景色が広がる。オフロードの道がいく つかあって、オートバイをレンタルできるパークができているらしい。試しにMTBで乗ってみたら、結構おもしろいし、それを見た地元の人達が盛り上がっ た。溶岩が広がるエリアならトレイルは簡単にできるのかもしれない。土は軽い感じだが、すでに溶岩のいろんな形状がひろがっているだから、利用すると面白 いだろう。

次の日は、世界遺産のPrambananとRatu Boku。8世紀に建てられた宮殿と寺院だ。この周辺の裏道をライドした。
山の町Bandungは、インドネシア第3の都市らしい。標高が高いので、わりと涼しい。街の中は、やはりスクーターと車とのせめぎ合いで、閉口してしまう。街を抜けると、すぐに上り始める。頂上で休憩して、もと来たトレイルを街まで戻るコース。Uターンするコースは残念だったが、頂上にあったバイクライダーのためのスペースやカフェはカッコよかったし、配慮が感じられる空間だった。木でバイクを引っ掛けるラックが作ってある。レースやイベントの張り紙が丁寧に掲げてある。週末にはたくさんのライダーが集まるスポットであることが一目でわかる。ジャカルタ在住のライダーたちが、集う場所なのだろう。この日もタフな感じのライダーがどんどん上ってきて、声をかけてくれる。インドネシアのMTBライダーと一緒にイベントに参加してみたいものだ。多いときには、2000人ものライダーが集まるらしい。
インドネシアのバイク事情は、日本とも母国カナダとも大きく異なる。文化の熱さの正反対のようなあの渋滞。メチャクチャなようで、うまく流れる人や車の時間。
そして、予想を大きく超えるMTB人口とフィールドの可能性には、正直驚いた。
素晴らしいライドと経験をさせてもらった。

!この旅を企画してくださったたくさんの方々に感謝します。ガイドの方々はもちろん、空港でのピックアップとホテルやライドへの運転をしてくださったスタッフの皆さん、ありがとうございました。皆さんがいなかったら、いまだに空港でウロウロしているところです!



2012年12月29日土曜日

インドネシアMTB事情




12月初旬、ガルーダインドネシア航空からの声かけで、インドネシアのMTBトレイルを走りに行ってきた。MTBツアーの可能性を探る旅だ。6日間で3つの島を巡るという。最初はバリ島。
バリ島は、言わずと知れた独特の文化とビーチが美しい島。空港でピックアップしてもらって、クタビーチへ。車窓に見えるスクーターと車の流れは、激流のようでいて且つスムーズ。運転手でなくてよかったと心から思った。


ホワイトウォーターラフティングやMTBツーイングを提供するアドベンチャーガイド会社がいくつかあるらしい。Batur湖が見えるデッキで朝食を食べてから、早速ライドへ。のんびりとダートの道や田んぼの中のシングルトラックを下るコース。バイクで来なければ出会えない村の風景と暮らしぶりが美しい。個人的には、このBatur山の周辺をバイクでもっと探検してみたい。山の上からは、道路やトレイルがあちこちに見えたし、チャレンジングなトレイルもありそうだ。

2日目は、バリの村ツアー。象使いのベースから田舎の村へと走る。村の中で1軒の民家に立ち寄らせてもらった。家族が暮らす敷地にも入らせてもらい、貴重な経験ができた。また、地元の子供達が遊ぶ天然のプールの近くを通りかかった。普通の暮らしを身近に感じるいいルートだったと思う。

バリ島での今回のライドは、サイクリスト向けというより、観光客に喜ばれそう。もっと長くチャレンジングなツアーもできそうだと感じた2日間だった。

2012年12月6日木曜日

みんなでレース in 緑山スタジオ


私たちは、これまで、フリーライドアドベンチャーズを通じて、たくさんの素敵な方々に出会ってきました。”バイク”という共通項で、すぐに友達になれるからうれしい。ここ数年は、ご家族全員でライドにいらっしゃる方も多くなり、私たちは、皆さんをお互いに紹介する機会を作りたいと感じるようになりました。
緑山での耐久チームレースに参加したのは、6家族。
朝から子供たちは意気投合でやんちゃ。レースに出るライダーは、試走や腹ごしらえ。サポート母たちは、小っちゃい子のお世話やおしゃべり。

コースは、テクニカルな場所もあって十分に楽しめそうだし、10分くらいづつリレーで走るちょうどいい感じだ。

フリーライドアドベンチャーズ/COVEチームは、2組が表彰台に上がるという快挙! みんな笑顔とガッツポーズで一日を終えることができました。

シーズンの最後にもう一度皆さんにお会いできたこと、本当にうれしかったです。お忙しい中、一緒に一日を過ごしてくださってありがとうございました。

これから寒い季節ですね。皆さんお元気で楽しい冬をお過ごしください。
そして、また、来年もやりましょうか?

Paul